LAK SS Garden of Eden7話:葛西えま
こんにちわー!
久しぶりのめっちゃ久しぶりになるSSの更新です;
まだまだ先があるのですが、ぼちぼちーっとのろのろな更新ですがお付き合いください。
誤字脱字などあるかもしれませんが、それでも読んでやるか?ってかたのみ↓へどうぞ。
加持叔父さんが自分達の住む家に家出してきて一週間がたった頃だった。
「いいのかしら?叔父さんったら1週間も家を空けて」
最後の食器を拭き終わると湿ったふきんをシンクに置くとアスカはカヲルの方に向き合った。
ここ暫くキッチンでしか2人きりになることがなかったほど、加持叔父さんはこの家に引きこもっていたのだ。
「まあ良いとは思わないけど、叔父さん夫婦のことだからボクたちが口を挟むのも・・・ね」
「そうだけど・・・家に四六時中加持叔父さんがいたら」
せっかく学校から家に帰ってきても2人きりになる時間が持てないとアスカが口を尖らせるとカヲルはため息をついた。
加持にしてもまさか甥っこたちが好き合っているなんて思ってもいない訳だし知られても困る。
もし知られたとしたらきっと自分達は別れ別れにされてしまう。
そう思うから家では以前と同じようにするしかなかった。
だがお互い気持ちが通じあった訳だから普通の恋人同士のように甘い時間も持ちたいと考えるのも無理もなく。
「いくら叔父さんのことが大好きでもいい加減息がつまっちゃう!!」
アスカは誰にいうのでもなく俯くとうなり声を出した。
確かにそうだ。1週間もいられては息もつまる・・・カヲルもそう思った。
「じゃあ、どこか2人で出かける?」
「ええ、どこかに出かけるの?」
「映画とかでもいいけど、たまには遠出してみるかい?」
「それいいわ!いつ出かけるの?」
「明日の朝早くに出るかい?夕方に帰るとしてもたっぷり時間も取れるし」
「じゃあ、明日ね!」
「早く起きれるかい?」
「なによ!失礼ね!!そんなの目覚ましかけたら起きれるもの。大丈夫よ!!」
アスカが拗ねたように頬を膨らませると、カヲルの手がアスカの腕を掴み体を自分に引き寄せるとそっと背中を抱く。
「おやすみ。愛してるよ」
「バカっ!」
口では何とでも言ってしまうが、カヲルに抱きしめられると脳内が痺れると同時に胸が大きく音を奏でる。
「バカとはひどいな」
「アタシも・・・その・・・あの、ね。あ・・・愛してる」
ぎゅっとカヲルの胸元の服の布を指で掴む。
愛してると前とは意味の違う言葉を言うとまだ照れくさく感じる。
「キスしてもいい?」
「むっ、無理よ・・・だってまだ叔父さんが起きてるかも知れないんだし」
「さっき部屋に入る音がしたよ?」
「でも・・・」
答える前にカヲルの指先がアスカの頬に触れると顔が近づいてくる。
赤い瞳がじっと自分の目を見つめているのを感じるとアスカは1歩後ずさりそうになったが、
そのまま壁に追い詰められる。
「もう逃げられないよ」
言葉が耳に届くか届かない間に唇はカヲルの唇に塞がれた。
最初は軽くキスを交わすだけかと思っていたが、アスカの唇をカヲルの舌先が割って入る。
「ふぅ・・・ん、カ・・・カヲ・・・ルぅ」
一生懸命に押し返えそうとするがますます強く壁に押し付けられるだけだった。
キスを交わす湿った音が暫くキッチンに響いた。
「・・・ん、んく、はぁ・・・」
アスカはカヲルの肩に指を立てるとシャツを後ろに引っ張った。
「カヲル・・・」
「ごめん・・・ずっと我慢してたから」
「明日早いしお風呂もまだだから、そろそろ部屋に行かなきゃ・・・」
「おやすみ」
身体を離すとそのままアスカは部屋へと足を進めた。
もっと深くお互いが繋がりたいと思うが、それと反対にアスカはまだ先に踏み込むことが少しばかり怖かった。
「アスカのバカ」
バラの香りの立ち込めたバスルームでアスカは先ほどのことを考えていた。
長い手足を思い切り伸ばしながら湯船の中で長いため息をつくと口元までお湯に沈んでみた。
少しの不安と、少しの期待が入り混じる。
好きな人であるのだけど兄弟として一緒にいた時間が長い分、妹である自分の姿も頭の中に浮かんでしまう。
本当に好きだからこれだけ悩んで苦しいのかも知れない。
もし一緒になれなかったらそうなったらどうする?
そんな不安が足を引っ張る。
2人きりの時には考えもしなかったけれど叔父さんがいると兄弟という一線をいやって位に思い出さされる。
知られたらどうなる?そればかりが頭によぎるのだった。
のぼせそうな位に考えても答えは出なかった。
湯船から立ち上がると椅子にかけてあったタオルを身体にまとう。
丁寧に身体の水分をふき取ると大きめのシャツを羽織った。
疲れたよう足取りでベッドサイドに置かれたランプの明かりを弱に弱めるとその足でベッドに入った。
暫くなにも考えずに空を見つめるがやがてアスカは眠りに落ちていった。
誰かが自分を呼ぶ声が耳に入る。
「アスカ。そろそろ起きて」
うーんといううなり声を出すとアスカは眠そうに目をゆっくりと開いた。
「まだ・・・眠い・・・」
寝ぼけた声を出しながら指で瞼をこすると大きなあくびをひとつした。
「出かける用意しないと連れて行かないよ?」
そうカヲルがいうとアスカの目は一気に覚めていった。
「しまったわ!目覚ましかけてなかった!」
大急ぎでベッドから飛び起きるとバスルームに駆け込み顔をパシャパシャっと洗い歯を磨いた。
「でる用意できたらボクの部屋にきてくれたらいいよ」
「わかった!急いで用意するわ」
歯を磨きながら振り返るとカヲルが目の前にいて驚いた。
「!」
カヲルの顔が近づいたと思った時にはもうキスをされていた。
「んーっ!歯磨いて・・・るのに・・・汚い・・・」
アスカの口元についてた歯磨き粉の泡をそのまま付けたカヲルはいたずらっ子のような微笑をみせる。
「カヲルのバカ!!」
そう言うとアスカはカヲルの胸を軽く叩いた。
続く。
今回めちゃくちゃ久しぶりなので忘れてたこととかあるかもですが、そこはかるーく流してくださいwwwワラ
しかも今回もめっちゃ短い文章でスイマセンwww
久しぶりのめっちゃ久しぶりになるSSの更新です;
まだまだ先があるのですが、ぼちぼちーっとのろのろな更新ですがお付き合いください。
誤字脱字などあるかもしれませんが、それでも読んでやるか?ってかたのみ↓へどうぞ。
加持叔父さんが自分達の住む家に家出してきて一週間がたった頃だった。
「いいのかしら?叔父さんったら1週間も家を空けて」
最後の食器を拭き終わると湿ったふきんをシンクに置くとアスカはカヲルの方に向き合った。
ここ暫くキッチンでしか2人きりになることがなかったほど、加持叔父さんはこの家に引きこもっていたのだ。
「まあ良いとは思わないけど、叔父さん夫婦のことだからボクたちが口を挟むのも・・・ね」
「そうだけど・・・家に四六時中加持叔父さんがいたら」
せっかく学校から家に帰ってきても2人きりになる時間が持てないとアスカが口を尖らせるとカヲルはため息をついた。
加持にしてもまさか甥っこたちが好き合っているなんて思ってもいない訳だし知られても困る。
もし知られたとしたらきっと自分達は別れ別れにされてしまう。
そう思うから家では以前と同じようにするしかなかった。
だがお互い気持ちが通じあった訳だから普通の恋人同士のように甘い時間も持ちたいと考えるのも無理もなく。
「いくら叔父さんのことが大好きでもいい加減息がつまっちゃう!!」
アスカは誰にいうのでもなく俯くとうなり声を出した。
確かにそうだ。1週間もいられては息もつまる・・・カヲルもそう思った。
「じゃあ、どこか2人で出かける?」
「ええ、どこかに出かけるの?」
「映画とかでもいいけど、たまには遠出してみるかい?」
「それいいわ!いつ出かけるの?」
「明日の朝早くに出るかい?夕方に帰るとしてもたっぷり時間も取れるし」
「じゃあ、明日ね!」
「早く起きれるかい?」
「なによ!失礼ね!!そんなの目覚ましかけたら起きれるもの。大丈夫よ!!」
アスカが拗ねたように頬を膨らませると、カヲルの手がアスカの腕を掴み体を自分に引き寄せるとそっと背中を抱く。
「おやすみ。愛してるよ」
「バカっ!」
口では何とでも言ってしまうが、カヲルに抱きしめられると脳内が痺れると同時に胸が大きく音を奏でる。
「バカとはひどいな」
「アタシも・・・その・・・あの、ね。あ・・・愛してる」
ぎゅっとカヲルの胸元の服の布を指で掴む。
愛してると前とは意味の違う言葉を言うとまだ照れくさく感じる。
「キスしてもいい?」
「むっ、無理よ・・・だってまだ叔父さんが起きてるかも知れないんだし」
「さっき部屋に入る音がしたよ?」
「でも・・・」
答える前にカヲルの指先がアスカの頬に触れると顔が近づいてくる。
赤い瞳がじっと自分の目を見つめているのを感じるとアスカは1歩後ずさりそうになったが、
そのまま壁に追い詰められる。
「もう逃げられないよ」
言葉が耳に届くか届かない間に唇はカヲルの唇に塞がれた。
最初は軽くキスを交わすだけかと思っていたが、アスカの唇をカヲルの舌先が割って入る。
「ふぅ・・・ん、カ・・・カヲ・・・ルぅ」
一生懸命に押し返えそうとするがますます強く壁に押し付けられるだけだった。
キスを交わす湿った音が暫くキッチンに響いた。
「・・・ん、んく、はぁ・・・」
アスカはカヲルの肩に指を立てるとシャツを後ろに引っ張った。
「カヲル・・・」
「ごめん・・・ずっと我慢してたから」
「明日早いしお風呂もまだだから、そろそろ部屋に行かなきゃ・・・」
「おやすみ」
身体を離すとそのままアスカは部屋へと足を進めた。
もっと深くお互いが繋がりたいと思うが、それと反対にアスカはまだ先に踏み込むことが少しばかり怖かった。
「アスカのバカ」
バラの香りの立ち込めたバスルームでアスカは先ほどのことを考えていた。
長い手足を思い切り伸ばしながら湯船の中で長いため息をつくと口元までお湯に沈んでみた。
少しの不安と、少しの期待が入り混じる。
好きな人であるのだけど兄弟として一緒にいた時間が長い分、妹である自分の姿も頭の中に浮かんでしまう。
本当に好きだからこれだけ悩んで苦しいのかも知れない。
もし一緒になれなかったらそうなったらどうする?
そんな不安が足を引っ張る。
2人きりの時には考えもしなかったけれど叔父さんがいると兄弟という一線をいやって位に思い出さされる。
知られたらどうなる?そればかりが頭によぎるのだった。
のぼせそうな位に考えても答えは出なかった。
湯船から立ち上がると椅子にかけてあったタオルを身体にまとう。
丁寧に身体の水分をふき取ると大きめのシャツを羽織った。
疲れたよう足取りでベッドサイドに置かれたランプの明かりを弱に弱めるとその足でベッドに入った。
暫くなにも考えずに空を見つめるがやがてアスカは眠りに落ちていった。
誰かが自分を呼ぶ声が耳に入る。
「アスカ。そろそろ起きて」
うーんといううなり声を出すとアスカは眠そうに目をゆっくりと開いた。
「まだ・・・眠い・・・」
寝ぼけた声を出しながら指で瞼をこすると大きなあくびをひとつした。
「出かける用意しないと連れて行かないよ?」
そうカヲルがいうとアスカの目は一気に覚めていった。
「しまったわ!目覚ましかけてなかった!」
大急ぎでベッドから飛び起きるとバスルームに駆け込み顔をパシャパシャっと洗い歯を磨いた。
「でる用意できたらボクの部屋にきてくれたらいいよ」
「わかった!急いで用意するわ」
歯を磨きながら振り返るとカヲルが目の前にいて驚いた。
「!」
カヲルの顔が近づいたと思った時にはもうキスをされていた。
「んーっ!歯磨いて・・・るのに・・・汚い・・・」
アスカの口元についてた歯磨き粉の泡をそのまま付けたカヲルはいたずらっ子のような微笑をみせる。
「カヲルのバカ!!」
そう言うとアスカはカヲルの胸を軽く叩いた。
続く。
今回めちゃくちゃ久しぶりなので忘れてたこととかあるかもですが、そこはかるーく流してくださいwwwワラ
しかも今回もめっちゃ短い文章でスイマセンwww
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テーマ : 二次創作小説(版権もの
ジャンル : アニメ・コミック